鎌倉で珈琲の自宅焙煎士を目指すゆーすけです。
今回はコーヒーの「微粉」って何?取り除くにはどうすれば良いの?
その方法や実は家にありそうなもので代用出きる方法もお伝えしていきます。
自分で淹れる珈琲をより美味しく飲みたい人にオススメの記事になってます。
コーヒーの味を左右する微粉
そもそも微粉て何?
豆を挽いた際に細かい粉も含まれていて雑味の元になるもの。
業務用の電動ミルや自宅で使うハンドミルで粗さを合わせても発生する微粉の量に違いはでます。
微粉があるとどうなるのか?
コーヒーは味のバランスを良くする為に粉は出来るだけ均一が良いとされ均一に挽くにはミル選びも重要な要素になります。
また抽出する時に使用するフィルターの目は細かいので詰まりやすく苦味やエグ味を含んだコーヒーになってしまうんです。
なので出来るだけ取り除いた方が良いよね!と言う事です。
微粉除去する道具
以上の事から、それを除去をする道具が微粉器と呼ばれるもの。
ほかにもパウダーコントロールや微粉セパレーター(選別機。分離機)などと呼ばれていて実際に道具の使い方を次で解説していきますがメチャクチャ簡単です。
使い方
写真をみて分かるように構造は茶漉しと筒で作業工程はたったの2ステップ。
・挽いた珈琲豆をバスケットに入れる
・筒にセットして横に振る
たったこれだけで美味しいコーヒーになるんです。
まずは珈琲の粉(豆10g分)を入れて行きましょう。
僕の使用している微粉器は1杯用を購入したんですが思いのほか小さす過ぎました。
やっぱり大きなサイズが良かった・・・
微粉を振り落とすのに余白が少ないので落としきる事と2杯以上の量で除去する作業効率を考えると大きいサイズが絶対にオススメ。
蓋に滑り止めやストッパーはないので開かないようにおさえます。
あとは横にフリフリするだけで今回は100回振ることにします。
終わった後の筒の中はこんな風に下にたまっているのが微粉です。
網に残った使用する豆(左)と除去した微粉(右)でエスプレッソの挽き目の様に細かいです。
上記はハンドミルで挽いたもので10gに対して出た微粉の重さは0.0以下でした。
因みにこちらは業務用のエスプレッソグラインダーで挽き目を合わせた豆を同じ様に微粉除去したものを軽量したら0.7gと多め。
業務用のミルの方が少ないと予想していましたが、この結果は意外でした。
味の違いの検証
では実際に味に違いはあるのか試していきます。
検証するうえで微粉の量に差が出ない様どちらも10gづつ豆を挽きました。
お湯の量は基本よりも20g多めで180㏄(0.1少ないのはお許しを)
抽出方法は味にブレが出にくい浸漬式ドリッパーで淹れます。
はい、こちら抽出しおわった2つのコーヒーです。
見た目の違いは変わらないですが飲んでみたいと思います。
家にあるもので代用できる
コーヒーの味わいを良くするための微粉器ですが、先ほども書いた通り。
ふるいの部分は茶漉しです。
つまり家に急須などのお茶を入れる道具があれば代用出来てしまいます。
実際に写真で見てもらっても目の粗さはほぼ一緒にみえませんか?
左が急須の茶漉しと右がパウダーコントロールなので全然代用はできますので急須を毎回ふると言う事が嫌でなければOK!
僕は一杯ずつ丁寧に時間をかけられる小さいなイベントにも出店するので。
人前で淹れる事があるので流石に急須で代用!とはいかないので専用の道具として使ってます。
まとめ
いつものコーヒーが簡単なひと手間でより美味しくする為の微粉除去いかがだったでしょうか。
せっかく焙煎からして美味しい珈琲を楽しむ為により良くする方法があるのであれば惜しみなく手間はかけたいと思いコーヒーを淹れています。
それは自分で飲むときも同じ。
焙煎まではしない人で豆だけ買って飲むひとも珈琲を楽しんでる方だと思うので微粉除去したことがない人は是非試してみてはいかがでしょうか。
いつもとちょっと違う新しい発見に出会えるはずです。
それでは良きコーヒーライフを♪
コメントを残す