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焼き芋と珈琲で秋の時間を楽しむ

珈琲の時間

秋の気配と、焼き芋

まだまだ暑い日が続いています。

それでも、朝晩の空気が少し変わってきたり、夕方になるのが少し早くなったり。

季節の変わり目を感じる瞬間があります。

夏の間は冷たい珈琲を飲むことが多かったけれど、これから少しずつ、温かい珈琲が美味しく感じる季節になっていきます。

そして、秋になると楽しみになるものがもうひとつ。

焼き芋です。

僕は珈琲を焼くだけではなく、焼き芋も焼きます。


僕が焼き芋を焼く理由

僕が焼き芋を焼くようになったのは、師匠の影響です。

僕の師匠は、全国的にも有名な焼き芋屋さん。

「焼き芋と言えば、この人」

そんなくらいの人です。

そして、師匠が大切にしているのが、

「焼き芋で笑顔に。」

ということ。

焼き芋を通して、たくさんの人を笑顔にしています。

僕もそんな師匠にならって、焼き芋を焼いています。

焼き芋って、不思議ですよね。

焼き芋を食べて、ちょっと嬉しくなる。

美味しい焼き芋に出会って、「なにこれ!」って驚く。

そして、なんだか幸せな気分になる。

僕は、そんなところが好きなんです。


一本一本、焼き上がる時間が違う

焼き芋は、ただサツマイモを焼けばいいというものでもありません。

一本一本、個性があります。

大きさも違えば、形も違う。

同じ品種でも、焼き上がるタイミングはそれぞれ違います。

だから、時間だけを見て焼くのではなく、その一本を見ながら手をかけていきます。

少し手間はかかります。

でも、その先にある美味しさがあります。

ただ「焼き芋」というだけではない。

食べた瞬間に、

「ナニコレ!」

と思わず言ってしまうような美味しさ。

自分がそう感じたように、食べた人にも驚いてほしい。

そして、焼き芋で幸せな気持ちになってもらえたら嬉しい。

それが、僕が焼き芋を焼く理由のひとつです。


家で焼き芋を楽しむなら

焼き芋を焼くときに、僕がまず大切だと思っているのは、

美味しいサツマイモを選ぶこと。

焼き芋は皮ごと食べることも多いので、素材選びは大切です。

品種によっても、それぞれ個性があります。

紅はるかなら、しっかりとした甘さ。

シルクスイートは、紅はるかと比べると甘さが少し穏やか。

香りで選ぶなら、安納芋。

同じサツマイモでも、それぞれ違った美味しさがあります。

そして、家庭で焼くなら、まずはシンプルに。

165〜170℃くらいで、1時間ほど。

じっくり時間をかけて焼いてみてください。

もちろん、焼き芋を焼くときには、ここからさらにいろいろなことがあります。

でも、まずはこれくらいから。

家でも美味しい焼き芋を楽しめると思います。


焼き芋と珈琲には、ちょっとした共通点

そして、焼き芋屋さん同士で話していると、こんな話になることがあります。

サツマイモにも、珈琲にも、クロロゲン酸という成分が含まれています。

そんな話をしているうちに、

「じゃあ、サツマイモで珈琲できそうだよね」

なんて話になる。

そして、

「できそうだから、やってみてよ!」

みたいな、ちょっと実験的な話になったりします。

もちろん、サツマイモと珈琲豆はまったく別のもの。

でも、こういう話を作り手同士でするのって、なんだか面白い。

「これとこれを組み合わせたらどうなるんだろう?」

そんなところから、新しいものが生まれたりします。


そして、焼き芋には珈琲

実際に焼き芋と珈琲を一緒に楽しんでみると、これがなかなかいい。

焼き芋の甘さを感じてから、珈琲をひと口。

珈琲の香りと一緒に、口の中がちょうどいいくらいの甘さになる。

そのまま香りを楽しんでいると、なんだか幸せな気分になる。

また焼き芋をひと口。

そして珈琲をひと口。

これが、いいんです。


焼き芋が焼けるまでの時間に

焼き芋は、すぐには焼き上がりません。

一本一本の様子を見ながら、ゆっくり焼いていく。

その時間に珈琲を淹れる。

珈琲を飲みながら、焼き上がるのを待つ。

そんな時間が僕は好きです。

何かを急いでやるわけでもない。

焼き芋が焼けるのを待って、珈琲を飲む。

ただそれだけ。

でも、そういう時間が、案外大切だったりする。


秋には、珈琲と焼き芋。

季節が変わると、飲みたくなる珈琲も少し変わります。

暑い夏の日には、冷たい珈琲。

少し涼しくなった秋には、温かい珈琲。

そして、その隣には焼き芋。

焼き芋が焼き上がるまでの時間。

珈琲を淹れる時間。

焼き芋を食べる時間。

そんな時間のそばに、一杯の珈琲がある。

僕は、そんな秋の過ごし方が好きです。

今年の秋も、焼き芋を焼きながら珈琲を淹れようと思います。

秋には、珈琲と焼き芋。

ぜひ一度、試してみてください。

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